Interview
お客様インタビュー

屋上生活を愉しむ暮らし メインビジュアル
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久留米市 T様邸 
屋上生活を愉しむ暮らし

設計事務所FANFAREとGLASSYのコラボで実現したT様邸の屋上生活を愉しむ暮らし。ご入居を翌週に控えたT様、FANFARE、そしてGLASSYの三者にこの家のこだわりをお聞きしました。

FANFAREさんがこだわって設計してくださり、GLASSYさんがこだわって作って頂いたので、我々は感動しているだけでした。

この建物は、設計事務所の株式会社FANFAREとGLASSYによる共同作業でしたね。

はい、初めはFANFAREさんとお話をしていたのですが、
久留米で建てるなら、ということでGLASSYさんをご紹介頂きました。

どのような役割分担だったのですか。

FANFAREさんは、主に設計の部分で私達の想いを実現してくれて、GLASSYさんは、
それを実際の形に実現させてくれた感じです。
どちらの会社さんもとても親身に対応して頂けて感謝しています。

では、まずその設計の部分について、最初はどのようなご希望があったのでしょうか。

1階に広めなリビングと小さな和室が欲しいということはお伝えしました。
単独で使うことはあまり無いかも知れませんが、普段は開けておけば遊び場に使えるし、
両親が来た時には泊まれるようにと。

あとキッチンは明るいところで対面型にしたくて、 パントリーとパソコンデスクが欲しいとお伝えしました。
そしてリビング階段が欲しかったですね。
私の実家が玄関から直接階段だったので、息子が成長しても顔が見られるように。

それから、主人は屋上でお風呂に入ったり、グランピングをするのが夢だったので、 屋上は必ず欲しいとお伝えしました。

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屋上でグランピングというのは、どういうことでしょうか。

主人は、バーベキューや映画が好きなので、それを自宅の屋上でしたかったそうなんです。

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そういうご要望を聞いて、FANFAREさんとしては、どのようなご提案をされたのでしょうか。

FANFARE まず設計をする上で、この家の間取りの中心に位置付けたのが屋上でした。
屋上があるということは、屋上に行くまでの動線(階段)が必要となります。

そのため、屋上への動線から逆算して、2階の間取りを考え、最後に1階へ下りてくる。
そして、次に1階の間取りを考えながら、また2階~屋上へと上がっていくという具合に、 図面上で、1階から屋上までを何度も行ったり来たりしながら設計しました。
その結果、屋上とリビングは近い方が便利なので、2階にリビング配置するプランも ご提案しましたが、奥様がリビングは1階が良いということで、 その案はボツになってしまいましたね。

あとは、家全体で行き止まりのない“回遊性”を重視しました。
シューズクローク、トイレ、キッチンも全て廻れるように配置しました。

奥様は、そのプラン提案を見ていかがでしたか。

よく考えられているな、と思いました。さすがプロですね。(笑)
斬新な間取りで、全て理に叶っていて、主人は頼んで良かったと喜んでいました。
シューズクロークが欲しいと言ったら、玄関から庭まで続くような広いシューズクロークを 提案して頂いて、これもとても驚きました。

FANFARE これは、京都の長屋のように玄関から直進する土間で、“通り土間”と言うんです。
敷地を見た時に、北側の道路に面した玄関と、南側のお庭を繋げることが出来ないかと考えました。

GLASSY 通常でしたら、ウッドデッキに雨ざらしのスリッパを置くことになりがちですが、 こうすることで土足のままでお庭へ出られるため、お庭へ出る頻度も増えたら良いなと思っています。

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一方で、外観も特徴的なですが、こちらはご夫婦のご希望でしたか。

いえ、お願いしたのは、玄関を開けた時に外から室内が見えないようにして欲しい、 ということだけでした。
玄関に屋根を付けてもらったので、雨の日でも出入りしやすそうで気に入っています。

FANFARE 南側のお庭と屋上という解放的なプライベート空間を保つために、 北側は2枚の壁が立っているように設計しました。
そして、その隙間からご家族の空間が広がっているイメージです。

GLASSY 屋上の北側と西側にある斜めの壁は、少し高めに施工しているのですが、 これは手摺りなどが外から見えるのを防ぐためです。
前面の道路から見るとシンプルな外観で、屋上があることも分かりませんが、 実際は屋上にお風呂が隠れている、という具合です。

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ご夫婦で意見が合わなかった点はありましたか。

インテリアは合わなかったですね。(笑)
主人はシンプルモダンが良いと言っていたのですが、私はシンプルナチュラルが良かったんです。
最終的には、ナチュラル系に落ち着きましたが、リビングの壁掛けTVや、家電は主人の好みです。
勝率は五分五分ぐらいでしょうかね。(笑)。

GLASSY 壁掛けTVの背面に凹みを作り、TVが壁と一体となるように施工しました。
配線は全て裏側で処理しているので、リビング側から見るととてもスッキリとしています。
DVDレコーダーは、ジャストサイズで壁面に埋め込んでいます。

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その他にこだわった箇所はありますか。

いえ、むしろFANFAREさんがこだわって設計して下さり、 GLASSYさんがこだわって作って頂いたので、 我々は感動しているだけでした。

FANFARE 気が付きにくいところですが、リビング天井の埋め込み照明は、 敢えて位置をずらして配置しています。
均等にまんべんなく照らすより、まばらに余白を多く取ることで陰影が生まれ、 天井を広く感じさせることが出来ます。
GLASSY これも細かいところですが、 コンセントとスイッチの位置を通常よりも少し下げて取り付けています。
これも、壁面を広く見せるための仕掛けの一つです。

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これから家づくりを考えている人へアドバイスはありますか?

屋上はオススメです!
初めは、本当に必要かな?と思っていましたが、 外出しなくても家で子供と楽しめる場所があるというのはとても良いと思います。
まだ引っ越し前なのに、主人と息子はお風呂だけ入りに来て楽しんでいました。
今はアパート暮らしなので、休日は外に出ざるを得ませんが、 屋上でバーベキューや映画が見られれば、自宅で楽しめますからね。

来週ご入居ということですが、今から新居での生活が楽しみですね。
(このインタビューは、ご入居の直前に行いました。)

はい、この度は色々とありがとうございました!

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取材:ホームページ編集部